犬が自分のふんを食べる理由はなんなの?

犬が自分のふんを食べる理由はなんなの?

犬が自分のふんを食べることを食糞症と呼びますが、食糞症には自分のふんを食べる場合と草食動物のふんなど他の動物や自分の子供の糞を食べる場合とが存在します。

 

人間にとっては愛犬が自分のふんを食べる行為は問題行動と移ってしまいがちですが、健康な動物のふんを食べることは犬にとっては当たり前の行為だったりするのです。医学上にも大きな問題はないのです。

 

それでは犬が自分のふんを食べる理由はなんなのでしょうか?

 

子犬の場合は、『環境調査』のために食糞している場合が多く、人間が触って間食を確かめることと同様に、犬たちは自らの口を使っていろいろな環境を認識しようとするのです。
食べてしまった対象が、人間の感覚では理解しがたい『ふん』であっただけで、イヌ科の動物の習性から判断してみても食糞は自然な現象なのです。

 

母犬が子犬の肛門を舐めて排便を促したり、巣を清潔に保つ為にふんを食べたり、または捕食動物からの攻撃を逃れるための匂い消しとしてふんを食べるということも分かっています。

 

そして子犬は母犬がしている行動から学習し食糞するようになっていくのです。
しかしその多くは母犬からの乳離れと同時に止まるようです。

 

もう一つの考え方に、食事(エサ)が悪いから犬が自分のふんを食べる。。。という説もありますが、理想的な食事を与えられている犬でも食糞行為が見られるということから、現時点ではこの説は支持されていません。

 

他にもよく挙げられる仮説をいくつか挙げてみました。

 

●ふんを食べると飼い主が騒ぐのが嬉しくて食べているという説
●多頭飼いで立場の優位な犬のふんを食べることは服従的行為となるので
●1日に与えられる食事ではあまりにも足りなく空腹でふんを食べているという説
●ビタミン(KやB)の不足を補うために食べているというリサイクル説

 

食糞をやめさせるために、ふんの上に犬が嫌うような味やにおいのものをかけておくという作戦を取る飼い主さんもいるようですが、『気付いたころには時間が解決していた!』という例が多くあるのも事実のようです。


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